●飛行機と自動車
飛行機は、数十万点の部品から・・・
飛行機は、数十万点の部品から構成され、自動車は数万点の部品から構成されます。日本人は、自動車の開発はできても、飛行機の開発はできない!といわれてきました。アメリカのボーイング、ヨーロッパのエアバスから日本のエアライン~JALとANAは、飛行機を購入しています。国産飛行機で有名なのは、懐かしいYS-11でしょう。しかし、その後、あまり飛行機の開発は、日本ではされてきませんでした。
日本人に、飛行機の開発力はない!とは思いません。第2次世界大戦中には、ゼロ戦や隼のような優れた戦闘機が生まれています。部品点数は、今の旅客機とは桁違いですが。
三菱重工、川崎重工、石播重工などは、ボーイングやエアバスに、飛行機の基幹部品を供給しています。日本の飛行機技術が、遅れているのは、(あえていえば宇宙技術も)戦後のアメリカの進駐軍政策によるでしょう。飛行機の開発が、禁止されたのですから。もし、このときに、自動車がそうであったように、日本の3重工などが、飛行機開発を許されていたら、別の飛行機市場構造になっていたと思います。
これらの意味からも最近登場したHondaのエアロ(ジェット)は、うれしいですね。アメリカで流れているHondaジェットのTV-CMをご存知でしょうか?スーパーカブに乗った太った汚いつなぎを着たおっちゃん2人(パイロット)が、格納庫にはいってきて、飛行機(ビジネスジェット)を出して離陸するショートストーリーです。古めかしいスーパーカブには、シンボルマーク~ウィングがある・・・。昔からホンダには、羽があった!・・・・なかなか泣かせます。
話を戻します。自動車業界の市場構造はどうでしょうか?ビック3といわれたGM、フォード、クライスラーは、ことごとく経営状況がよくありません。クライスラーは、ダイムラークライスラーとなって、どこの国の自動車なのかわからなくなっています。
イタリアのフィアットも経営危機が続いていますし、フランスのルノーもゴーンさんが、再生しようと日産リバイバルモデルを導入中です。
一方、トヨタ、ホンダは、グローバルで見れば絶好調です。日産は、やや改革の勢いが減退してきているように見えますが、日産はこれから新たなステージに入っていくと思われます。現代自動車も勢いを増しています。日本の自動車メーカーの大きな課題のひとつが、成熟した日本市場への対応となってきているのは、皮肉な話です。
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コメント
相変わらず、分析の鋭さにはまいりました。
Posted by: MACX | 2007年08月27日 20:20