●戦略と戦術
なぜ今、戦略が必要なのでしょうか。大量生産・大量販売のビジネスモデル(儲けのしくみ)が成り立っていたバブル経済までは、戦略がなくても全ての企業が勝ち組みになることができました。今までやってきた延長線上で効率化を追求すれば、売上や利益が十分確保できたのです。つまり、大量生産・大量販売のビジネスモデルという戦略が、魔法のように日本の全てに企業にかかっていました。そのため、個々の企業に戦略がなくても、勝ち組みになることができたのです。
しかしバブル経済以降、右肩上がりの経済成長が崩壊しました。また、中国をはじめとするアジア諸国の台頭は、デフレ経済に拍車をかけました。このような背景の下、個々の企業に戦略がなければ勝てない時代になってきました。さらに生産や販売のグローバル化の進展により、世界レベルでの競争激化が加速しています。特に欧米企業では戦略的な企業が多く、戦略があいまいな企業は勝てなくなっているのです。
日本企業の多くは、戦略と戦術を十分区別しないまま経営してきました。そして、経営者が戦略と思っていたことの大部分は、戦術だったのです。
戦略とは、英語でWhat(目的)です。今までの惰性や延長線上で過案が得るのではなく、何をすればいいのか、何をすれば儲かるのかを考えることからスタートします。企業が進むべき方向や経営の考え方を明らかにするものです。そして、将来の進むべき方向性とシナリオを描き、他社との競争優位をいかに確立するかを考えます。
一方戦術とは、英語でHow to(手段)です。今までのやり方を大きく変えないで、現状の延長線上でやり方や方法を改善することです。たとえば、業務を標準化して効率化を図ることで、正確にオペレーション(操作)を維持管理します。
技術で戦略と戦術を考えてみましょう。技術戦略は、どの分野に先行投資して、競争優位を確立するかを明確化することです。
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コメント
戦略と戦術、解っているようで、なかなかはっきりとカテゴライズした説明にあう事がなかったのですが、おかげで理解出来たような気がします。
これからも楽しみにしています。
Posted by: Y.Maejima | 2007年08月27日 19:15